働くお母さんお父さんは、家事に育児に毎日いっぱいいっぱいですよね。
中には限界に達して、休職の必要が出てくる場合もあると思います。
しかし、退園の不安があるとなかなか休職にも踏み切れないですよね。
また保活になったら復職できないんじゃ・・・
でも大丈夫!すぐに退園にはなりません。
その理由と、必要な手続き、適応障害で休職した筆者の例をご紹介します。
病気による「休職」で退園にはならない理由
うつ病や適応障害で休職した場合、子の保育園はすぐには退園にはならないケースが一般的です。
なぜなら、多くの自治体における「保育の必要性」には、就労の他に
・妊娠、出産
・保護者の疫病、障害
・災害復旧
などが含まれるから。
(参考:こども家庭庁HP https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/sukusuku )
うつ病や適応障害といったメンタルの不調も、病気の一種です。
つまり、「保護者の疾病」に含まれるため、保育の必要性が認められることになります。
また、短期間の休職の場合、保護者の「就労」という立場が継続できる場合もあります。
※自治体により規定が異なる場合もありますので、お住いの市区町村にご確認ください。
休職時、保育園関係で必要な手続きは?
下記を自治体のHPを確認後、下記を保育園または自治体に問い合わせるのが確実です。
◎休職中でも「就労」という立場を継続できるのか?
できない場合・・・
- 「保護者の疾病」を理由に保育園の利用を継続したい。
- 提出が必要な書類はあるか?(例:診断書、変更届など)
- 預け入れ時間が変更(短時間)となるか?
- 保育園利用の期間の制約はあるか?(例:半年間など)
東京23区、横浜市、大阪市のホームページを確認しましたが、
疾病が理由で保育の継続するためには「診断書の提出」が必要となります。
適応障害で3か月休職した私の例
筆者も適応障害で3ヶ月休職した経験があります。
その時の回答は下記の通りでした。
- 会社に籍があるのなら、診断書の提出は必要ない。
- 緊急連絡先が会社の電話番号等になっている場合は、修正して欲しい。
(私の場合、個人携帯に設定していたので、修正はありませんでした) - 預け入れ時間は短縮とはならない。
- 休職時の保育の期限はないが、退職後(求職時)には期限が設けられている。
当時、私は休職に大きな後ろめたさを感じており、緊張しながら保育園に連絡しました。
しかし、保育園の先生からは「〇〇ちゃんのケアをしていきます」と言っていただき安心しました。
休職しているのに保育園に連れていくのは後ろめたい
その気持ち、すごく分かります。
今まで嵐のように忙しかった分、休んでいてよいのか不安になりますよね。
下記のように考えると、少し楽になるかもしれません。
・今は体調を少しでも良くすることに集中しよう。
・復職の選択肢を残すためにも、保育園は続けよう。
・子供にとっても、辛そうな母親と一日中一緒にいるより、保育園に行った方がよいはず。
・メンタルの不調は甘えではない。心の風邪・心の病気ということを理解しよう。
・メンタルの不調時は、いつも以上にネガティブ。マイナスに考えすぎるのはやめよう。
よくある質問
- 休職が延長になった場合は?
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現在自治体に診断書を提出している場合は、都度診断書を提出する必要があります。
- 休職後に退職になったらどうなる?
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主に下記の選択肢があります。
① 疾病を理由に保育園を継続。※診断書の提出が必要。
② 求職を理由に保育園を継続。※2~3ヶ月の利用制限がある場合が多い。
③ 保育園を退園する。
④ フリーランスとして開業して保育園を継続。 - 休職を秘密にしてもばれない?
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ぶっちゃけ数か月の休職はバレません。
しかし、後ろめたい気持ちのまま過ごすと精神衛生上良くありません。
保育園か役所に相談するのをお勧めします。
まとめ
休職しても、多くの自治体では保育園に通い続けることが可能です。
・現状のまま「就労」を理由に保育園に通い続けられるか確認する。
・難しそうであれば、「疾病」を理由に保育園を継続する。
という流れがスムーズです。
体調が悪い時に、保育園や役所とやり取りをするのは大変だとは思いますが、
連絡して得られる安心感もあります。
ゆっくり休んでくださいね。